〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町19番27号
JR平塚駅南口徒歩3分、西口徒歩2分
営業時間:9:00~17:00
定休日:土日祝祭日
金融機関は決算書を見て融資判断!金融機関を味方にしたいのであれば、決算書を重要視!
いざという時のために、経営者としては少なくとも「金融機関がどのように決算書を見ているか?」という観点において、最低限の知識は持つべきでしょう。
決算書は、具体的にどのように見られているのか?
① プラス(黒字)? マイナス(赤字)?
損益計算書の「当期純利益」がプラス(黒字)かどうか、次に損益計算書の「経常利益」がプラス(黒字)かどうか。つまり、黒字か赤字で金融機関の評価は変わってきます。少なくとも、2期連続の赤字は避ける努力をすることが重要です。2期連続でマイナス(赤字)になった会社は、融資を受けることが難しくなります。融資を受けた後の返済能力、将来の会社の成長度が判断されているのです。
② 売上高(規模)
損益計算書の一番上にある「売上高」で、まず規模(月商:1ケ月の売上高)を見ます。次に、前期の売上高と比較して、増加している場合は、会社の成長の証となり、融資にも有利です。
(月商の3ケ月分相当までが、適正な借入残高であるとよく言われています。)
③ 償却前利益………収益力を重視
償却前利益 = 当期純利益 + 減価償却費 …… 返済原資
償却前利益で、融資における借入金の返済をしなければなりません。つまり、償却前利益が、その借入金の返済原資を表しています。この額が大きければ大きいほど、より多くの融資が受けられることになります。
④ 自己資本………安全性を重視
貸借対照表の右下にある「自己資本」とは、「資本金」と、「設立してからの今迄の利益の累積値」の合計額です。償却前利益の収益力と同様に、この合計額が大きければ大きいほど、受けられる融資額も大きくなります。
⑤ 融資のための決算書のポイント
(a) 税金の未納がないか。
(b) 返済が可能と見込まれるだけの利益は出ているか。
(c) 貸借対照表の資本の部が債務超過になっていないか。
(d) 適正な減価償却を行っているか。
(e) 勘定科目の中で不適切なものはないか。
収益力、安全性がプラスの会社であれば、金融機関は前向きに対応します。
どちらか一方がマイナス場合は、ケースバイケースとなり、両方ともにマイナスの場合は、厳しい対応になります。
理想の未来を実現させる経営
未来会計
過去会計から未来会計へ
時代を勝ち抜く未来会計で、めざせ永続企業! 夢の実現!