〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町19番27号
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会計では、どの時点で収益と費用を認識するかが、大変重要な問題になります。
その認識方法には、「現金主義」と「発生主義」があります。
小売店が商品を売った場合、
現金主義では商品の納品時や相手先への請求時には仕訳をせず、
請求額が入金された時点で売上を計上します。
仕入の場合も同様に、請求額を支払った時点で、仕入れを計上します。
これに対し、「発生主義」では、商品の納品時に売上と売掛金を計上し、
請求額が入金された時には、売掛金が入金されたことを仕訳します。
仕入れの場合は、商品の検品時に仕入と買掛金を計上し、
請求額を支払った時には、買掛金の支払いを仕訳します。
現金主義の方が収益や費用と入出金が連動しているので理解し易く、
管理も簡単そうに思えますが、商品を納品しても、入金されるまでは
「月次決算」に反映されず、また請求書を受け取っても支払うまでは月次決算ではわかりません。
これでは利益の把握が遅れてしまうだけでなく、
来月以降の運転資金が足りるのかどうかがわからなくなってしまいます。
「発生主義」で月次決算をしていれば、売上がいくらあるか、
在庫はどれだけあるかが月次決算からリアルタイムにわかるだけでなく、
売掛金、買掛金等がそれぞれ把握できますので、
これから資金繰りが厳しくなりそうかどうかもわかりやすくなります。
現金主義の処理は作業が楽ですが、経営者の判断を誤らせる原因となるだけでなく、
月次決算を見ても会社の状態がわからないことから、銀行との交渉も難しくなります。
毎月きちんと発生主義で月次決算を行うことから始めましょう。
企業規模に関係なく「月次決算」と「発生主義」は基本中の基本です。ぜひ始めましょう。
当事務所は、発生主義で時代を勝ち抜く企業づくりを
全力でサポートしてまいります。
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