Q 「初めての経営計画」は、経営者が決算書を理解できていなくても、作成できますか?
A 経営者は、決算書の中でも貸借対照表については、見慣れていません。
少なくとも、売上から費用を差し引いた利益(営業利益)は、必ず把握しておきましょう。
これさえ分かっていれば、「経営計画」が作成できます。
Q 「経営計画」が、何故必要なのですか?
A 自社の経営実態を的確に判断できる資料を、経営者自らが作成し、
将来像を明確にしていく為です。
Q 経営計画を策定する前に準備するものはありますか?
A 経営計画を策定する前に、企業が将来こうありたいというビジョンを認識しておく必要があります。
そのためには、「経営理念」及び「経営基本方針」を策定していく必要があります。
Q 「経営計画」には、どんなものがありますか?
A 「経営計画」は、その目的によって期間が分けられ、
長期経営計画(10年程度)、中期経営計画(3〜5年程度)、短期経営計画(1年程度)があります。
Q 短期と中期の「経営計画」の優先順位は、どちらが先ですか?
A 中期経営計画は、企業を取り巻く環境変化に対応すべく、
企業の構造革新を含んだ計画であるのに対して、
短期経営計画は、当該年度の実行計画としての性格を持っています。
したがって、まず中期経営計画を策定し、その一年目の計画として、
短期経営計画を策定するということになります。
Q 「中期経営計画」を作成するメリットはなんですか?
A 自社を深く見つめられることが一番のメリットなのです。
経営理念に沿って継続繁栄するにはどのように行動すればよいのか、
自社の課題は何なのか、それを克服するにはどのように行動すればよいか、などが見えてきます。
Q 「短期経営計画」とはどんなものですか?
A 企業が決めた方向性を単月ベースで管理し、
軌道修正を必要とするタイミングをスピーディーに把握できる基準が短期経営計画となります。
又、経営計画作成後は実績との対比管理がポイントです。
Q 金融機関から「経営計画」を提出するように言われています。指導していただけますか?
A 銀行から経営計画を要求される機会は日に日に増しています。
当事務所においても数多くの実績がございます。
是非一緒にご検討させていただければと思います。
Q 社員に「経営計画」を公表しなくてはいけないのですか?
A 経営計画を社員に公表することにより、
社員は会社の理念やビジョン、今後の計画を知ることができます。
このことにより、社員の意識を統一し、計画に向かって進んでいくことができます。
経営計画のスタートは、経営者の頭の中にあることを書いてみる、そして始めてみることが重要です。
当事務所は貴社の繁栄のために全力でサポートさせていただきます。
ぜひご一報下さい。